地球環境もオイシイ商品 排出量取引で蘇るあの悪夢

29.8億トン──2007年に排出量取引で売買された温室効果ガス

「Yahoo! JAPAN」内に設けられたカーボンオフセットの
案内ページ。環境問題は、これほどまでに身近なものと
なっている。

 昨年来、世界経済を混乱に陥れている・サブプライム問題・。米銀最大手のシティグループなど大手金融機関が引き続き多額の損失を出し続けているが、この影響は、私たちの生活にも波及し始めている。その最たるものが、 原油や穀物などの価格高騰である。

「米国市場から引き揚げられた機関投資家の投機資金が、サブプライムよりも・安全・な原油や穀物市場に流れ込んで相場が上昇している。ただ、原油市場などは絶対的な取引量が少ないために異常な相場となっている。例えれば、中央競馬の大レースでは、誰かが100万円を賭けた程度ではオッズに変化はないが、客の少ない地方競馬で同じ額を賭けるとオッズが大きく変化するのと同じこと」(金融業界関係者)

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2024.12.21 UP DATE

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