──先の都知事選において、民主党は菅直人・代表(52)の統率力を失い、寄り合い所帯の脆弱な面を露呈させてしまった感がある。かつては厚生省の薬害エイズ疑惑について隠された情報の開示を果敢に指揮してきた菅氏であるが、現在はまるで自民党の代議士のように曖昧でキレのない印象を与える。
それもこれも、昨年末「週刊文春」が報じた、戸野本優子さん(33)とのスキャンダルに対して、彼がきちんと弁明してこなかったことが原因ではないだろうか。
サイゾーでは、あの「愛人密会疑惑」で、菅氏がついた嘘を覆すべく新たな証拠を入手した。そして、また愛人と報じられた戸野本優子さんの告白本『瓦解』にも、数多くの矛盾点を見出した。2人の密会報道以降を検証してみたい。
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