世界的な“むし”の権威が語る!――技術革新で変わる採取と新種の発見
2020年12月21日 11:00
2020年11月22日 11:00
――大麻は着火して煙を吸うイメージがあるだろうが、電子たばこで気化して摂取するものが日本の一部で浸透しつつある。一方、合法化が進むアメリカでは、密造大麻、擬似大麻が闇市場で出回っている――。一体、何が起きているのか? ベストセラー本『ルポ 川崎』(小社刊)の著者・磯部涼氏が、日米の大麻ビジネスの最前線を追う。
(写真/Getty Images)
日本における新型コロナウイルス禍は感染者数という観点からすれば比較的軽度で済んだように思えるが、一方で景気は先行きが不透明で、またそれはアンダーグラウンド・ビジネスにも影響を与えている。都内で活動するとあるドラッグ・ディーラーによると、コロナ禍の中で“フラワー”の値段が高騰しているという。“フラワー”とは文字通りマリファナ(大麻、カンナビス)の花穂の部分で、“バッズ”とも呼ばれる。この部分には人をハイにさせるTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が集中しており、乾燥させて火を付け、煙を吸引する摂取方法が一般的だ。
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2020年12月21日 11:00
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