サイゾーpremium

Home

最後の監督作『みをつくし料理帖』とは――映画界の生きる伝説・角川春樹再研究!(前編)

2020年11月14日 11:00

――“角川映画”をプロデュースし、日本エンタメ界に大きな功績を残した角川春樹。その波瀾万丈な生きざまも広く知られているが、先頃、“生涯最後の監督作”といわれる映画『みをつくし料理帖』が公開された。本人に直接話を聞き、そして現時点から過去作品を振り返ることで、この生きる伝説を改めて研究する!

2011_P112-115_img001_320.jpg
(写真/西村満)

『みをつくし料理帖』

2011_P112-115_img002_320.jpg

享和2年(1802年)の大坂、8歳の澪と野江は姉妹のように仲の良い幼なじみだった。しかし、大坂の町を大洪水が襲う。両親を亡くした澪は天満一兆庵の女将である芳に引き取られるが、野江の消息は不明。それから10年後、澪は江戸・神田の蕎麦処「つる家」で女料理人として働く一方、野江は吉原の遊郭で幻の花魁「あさひ太夫」と名乗っていた。やがて、澪が苦心して生み出した料理によって2人は再び引き寄せられていくのだった。澪を松本穂香、野江を奈緒が演じる。角川春樹は製作・監督を務めた。全国公開中。
配給:東映
(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会

※au IDログイン画面へ遷移します。

close

auスマートパスに戻る