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「ウィッツ青山」事件の“本当の問題”とは――中学受験の過熱で不登校が増加? N高ほか「広域通信制」高校の伸長(前編)

2020年11月 5日 11:00

――学校法人ドワンゴ学園によるN高等学校がしばしばメディアで取り上げられ、大きな注目を集めている。この学校を含めた「広域通信制」高校の生徒数がどんどん増えているというが、それはなぜなのか――。実情を冷静に見ていくと、私たちの社会が向き合うべき学校教育をめぐる本当の“課題”が浮かび上がってきた。

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最近、何かと話題のN高は生徒数が爆増している。その理由とは――。

 2016年に開校された、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校(以下、N高)。初年度の入学者数は約1500人だったが、20年春時点で在校生数は約1万5000人にも膨れ上がっている。新入生にVRヘッドマウントディスプレイを装着させた奇異な入学式や、東大・京大合格者の輩出、コロナ禍に際して関連のオンライン授業サービス「N予備校」の1年にわたる無料開放……といったことでも話題を集めてきた。

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