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ミニスカートでオジさんに媚びを売って成り上がる!――フェミニズム的にやや古い?『女帝 小池百合子』の女性像(前編)

2020年8月21日 11:00

――先頃の東京都知事選前に出版され、話題となった評伝『女帝 小池百合子』。綿密な取材をもとに過去にも取り沙汰された「カイロ大卒業」疑惑を追及したりする一方、政治という男の世界でのし上がってきたその“女性像”も描き出している。そんな本書と、そして彼女自身を、フェミニズムの視点から読み解いてみよう。

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『女帝 小池百合子』(文藝春秋)

 7月5日に投開票された東京都知事選で、次点に280万票以上も差をつけて小池百合子氏が当選した。朝日新聞社の出口調査(60投票所、有効回答数2755人)によると、小池氏の年代別の得票率は70歳以上が65%ともっとも高く、10代が61%、50代が57%、60代が56%、20代が49%、30代が47%。男女別の得票率では、女性の支持が61%に上るという。

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