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「男に都合のいい女」を育て、男の性犯罪も助長?――“恋愛指南本”の変遷から探る男性優位社会の問題点(前編)

2020年6月 5日 11:00

――大型書店には専門の棚がある「モテ本」「恋愛本」と呼ばれる書籍群。女性の書籍は「愛される」「選ばれる」といったキーワードを使った本が長く売れてきた。一方で男性の本はナンパ師が著者のものも多く、強引にセックスへと持ち込む手口は事件も引き起こしている。そうした書籍の問題点をジェンダーの観点から探る。

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00年代半ば、ブームを巻き起こしたエビちゃんこと蛯原友里。

 いつの時代も一定の需要がある「モテ本」「恋愛本」と呼ばれるジャンルの書籍。ナンパ師がナンパ法やモテ理論を説くものから、心理学者やカウンセラーが恋愛心理を分析したもの、今の時代に合った婚活法を解説するものまで、内容もさまざまだ。

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