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ブームの「アート×教養本」じゃ教えてくれない! 社会と交錯し、美術史をも更新――現代アートの今がわかる書籍群(後編)

2020年3月16日 11:00

(前編はこちら)

――西洋の名画のような“教科書的な読み方”では理解不能な作品が多く、「作品について調べてみたけど腑に落ちない……」と言われることもある現代アート。本稿では、そんな現代アートの本質的な面白さや革新性、そして現代社会との関わりがわかる書籍を関係者の声をもとに紹介していく。

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自身の作品の前でポーズを取るオラファー・エリアソン。(写真:Judith Burrows/Hulton Archive/Getty Images)

美術史は「あるもの」ではなく「作るもの」

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