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ブームの「アート×教養本」じゃ教えてくれない! 社会と交錯し、美術史をも更新――現代アートの今がわかる書籍群(前編)

2020年3月15日 11:00

――西洋の名画のような“教科書的な読み方”では理解不能な作品が多く、「作品について調べてみたけど腑に落ちない……」と言われることもある現代アート。本稿では、そんな現代アートの本質的な面白さや革新性、そして現代社会との関わりがわかる書籍を関係者の声をもとに紹介していく。

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自身の作品の前でポーズを取るオラファー・エリアソン。(写真:Judith Burrows/Hulton Archive/Getty Images)

「現代アートについて知りたい」と思った人の多くがまず手に取るのは、やはり初心者向けに書かれた入門書や、近年ブームの続く大人向けの教養書だろう。『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』(文響社)のヒットに前後して、アートの分野でも「教養としての~」「世界のエリートが~」といったタイトルの書籍は増加中だ。

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