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自由表現は不敬なのか?――眞子さまも卒論で取り上げた天皇肖像の含意とアート群(前編)

2020年3月10日 11:00

――婚約延期の結果が注目される秋篠宮眞子さまは、国際基督教大学の卒業論文で明治期の神話画を扱ったそうだが、天皇の肖像は戦前から戦中にかけて、神聖な価値を持たされてきた。そんな天皇の姿をモチーフとしたアート作品が意味していたものとは、一体何だったのだろうか?

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山下菊二による『緋道』(提供/日本画廊)

 今年開かれる東京オリンピックのメインスタジアムとして完成した新国立競技場。神宮外苑にそびえるその威容のすぐそばに、古めかしくも堂々とした聖徳記念絵画館という建物がある。

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