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市場規模の小さい国内美術に光明か?――オタクが展覧会に押し寄せる「刀剣乱舞」狂騒曲(前編)

2020年2月29日 11:00

――全国各地で「刀展」が隆盛している。日本刀を鑑賞する“愛刀家”といえば、それまで年配の男性が主な層だったが、ここに今、若い女性たちが流入してきているのだ。その火付け役となったゲーム『刀剣乱舞』と、ブームに至るまでの経緯を追った。

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(絵/瀬崎百絵)

 すでに記憶が最新回で上書きされているだろうが、少し頑張って2018年の『紅白歌合戦』を思い出してみてほしい。派手な衣装を身につけて刀や槍を握り、ステージ上で舞い踊る一群の男性たちがいたことを、覚えているだろうか。

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