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「“不運(ハードラック)”と“踊(ダンス)”っちまった」の起源と系譜――『特攻の拓』は“文学的”!? ヤンキーマンガ「ルビ」の“美学”(後編)

2020年1月 8日 11:00

(前編はこちら)

――『疾風伝説 特攻の拓』を筆頭に、ヤンキーマンガには特殊な“ルビ(ふりがな)”や“当て字”の文化があり、そこにある種の“美学”が感じられてならない。では、それはどこからやってきて、現在にかけていかに継承され発展してきたのか――。秀逸なルビの用例を挙げながら、“マジメ”に考察してみたい。

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『疾風伝説 特攻の拓』(講談社)6巻より。ルビの使い方として常軌を逸するこのセリフには、ヤンキー文化のリアリズムが表れている!?

“ハッタリ”の文化と“ルビ遊び”の最前線

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