チャート上位は同じ顔……【オリコン】ランキングが“変われない”理由
2020年1月18日 08:00
2016年4月23日 11:00
AKBの握手券よろしく、さまざまな“特典”が付いて販売されるシングルCD。収録曲を減らし、ワンコインで販売するなど模索は続く。
去る1月11日、オリコンデイリーCDシングルランキング1位の売上枚数が951枚となり、史上初の1000枚を切る事態となった(過去の最低売上記録は、13年の聖川真斗「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%」の1102枚)。該当の楽曲は、登場6週目のAKB48「唇にBe My Baby」(とはいえ初週で90万枚を売り上げ、結果的にミリオンを達成している)。その日は月曜日で各新譜リリースの前日となるため、一週間のうち最も売り上げが低くなるといわれているが、それでも1000枚に満たなかったのは、シングルの売り上げ不振の深刻さを物語っている。これをきっかけに、音楽業界ではいよいよ“シングルCD不要論”が沸き起こっている。
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