――日本の未来を支える異端のプリンセス・佳子様の生態を読み解きます
ロイヤル残留思念を追い求め、天皇皇后両陛下がお出ましになられたヒガンバナ咲き乱れる巾着田曼珠沙華公園を訪れました。お出ましの2日後でしたが、現場にはまだ興奮の熱が残っていました。公園を歩いていると、おば様方が「美智子様、オーラあったんですってね」などと語り合っていました。また、大きな声で「美智子様、長生きしてほしいですね」「飯能の合同庁舎のトイレに行かれたそうですね」とも話していて、使用トイレまで言い伝えられてしまうとは、皇族は大変だと感じ入りました。時間に余裕があったら合同庁舎に行ってみたかったですが……。
それ以来、皇族センサーにスイッチが入ったのかもしれません。ネットで豊洲公園にてデンマークのイベント「デンマーク フェス&ウォーカソン」が開催、というニュースを見た時、どうしても行かなければならない思いにかられ、急いで仕事を進めて電車に乗り、一路、豊洲公園へ。着いてみたらスポーツ関係のブースが多く、アウェイ感を覚えて会場の奥に歩いていくと、SPロゴのバッジを付けた男性があちこちに立っていてかなりの要人が来ていると推察しました。調べてみると、デンマークのフレデリック皇太子殿下とメアリー皇太子妃殿下が会場にいらっしゃっているそうで、やんごとなき気配漂うテントの近くで(SPの鋭い視線を感じながら)出待ちすることにしました。
しばらくして、どこからともなくカメラマンが集まってきたかと思うと、テント周辺に動きがありました。そして出てこられた、赤いポロシャツの男性と白いブラウスにパンツ姿の女性。カジュアルなのにあふれ出る品格に目を奪われました。「Royalty」などの海外王族雑誌でお姿を拝見していたメアリー妃は、聡明な美人で常に口角が上がっていらっしゃいます。夫のフレデリック殿下はサングラスカチューシャが似合い、ブラピをさらに洗練させたような雰囲気。周囲に集まったデンマークの人が「ゴージャスカップル!」と感極まって叫んでいます。やはり、メアリー妃の華やかさに釘付けです。