『デブの真実』(角川書店)
お笑いタレントの松村邦洋が今月13日、都内で行われたパーソナルトレーニングジム「ライザップ」の新CM発表会に出席した。
松村は約8カ月で110キロから80キロまで30キロのダイエットに成功。スーツ姿で登場したものの裸は披露せず、「スーツを着たのは成人式以来。やっぱり健康が一番」とやせた喜びを語った。
「放送中のCMではダイエット前のたるんだボディーをさらけ出している。これまでダイエットの成功者たちは会見やCMでダイエットの“成果”である上半身の裸を披露。しかし、松村は上半身を披露することがなかった。その会見の模様を伝えたワイドショーでは裸を披露しないことについてコメンテーターがつっこんでも良さそうなもの。しかし、宣伝費にかなりの金をつぎ込んでいる『ライザップ』は今や民放キー局にとって優良スポンサー。そのため、コメンテーターたちも“暗黙の了解”を理解しているようで、松村の裸がない件にはつっこまなかった」(会見を取材した記者)
17日には準レギュラーを務める『アッコにおまかせ!』(TBS系)に生出演。お腹周りもスッキリとしたジーンズ姿の松村は、「体調はいいです。階段も登れるようになりました」などと健康体をアピール。
しかし、コメントがスベるたびにMCの和田アキ子から「全然!お前、太ってた時と芸は一緒やんけっ」、「中身は変わっていない」などとつっこまれる始末。
とはいえ松村が絶対服従のはずの和田からも上半身裸を強要されることはなかったが、それには深い理由がありそうだ。
「あくまでも一般的な体作りの観点からですが、肉体改造前の時点で松村さんはかなり皮が余っていましたので、もともと筋肉量は少ないと思われます。あの状態から約8カ月で30キロという、常識外れの減量。それでどうなるかというと、さらに皮が余ってしまう状態になるでしょう。今後、現在の体重をキープして筋肉量を増やし体を引き締めていかないと、とても人前に出せるような体にはならないはず。ライザップ側としても“失敗例”と思われたくないのでまだ上半身の裸を許可していないのでしょう」(大手スポーツクラブのベテラントレーナー)
リバウンドの可能性もあり本人の努力次第だが、松村の“脱ぎ”はまだまだ先になりそうだ。