『市川紗椰』
フジテレビの報道番組『ユアタイム』が9月で終了。市川紗椰のMC力のなさが原因と噂されているが、出演者のモーリー・ロバートソンが時折見せる「なんかやばいものでもやってんじゃないか!?」と思わせるようなテンションは、問題にならなかったのだろうか。
フジテレビの報道番組『ユアタイム』が、9月で終了するという。
個人的には、喜多嶋舞の代表作が『はなきんデータランド』(テレビ朝日系)であったように、菊川怜の代表作が 『とくダネ!』(フジテレビ系)であったように、『ユアタイム』も市川紗椰の代表作になったのではないかと思っている。
しかも、喜多嶋と菊川の場合は、卒業というかたちで出演者が入れ替わり(菊川は9月で『とくダネ!』を降板)、番組は継続していたわけだが、『ユアタイム』は、市川紗椰と共に番組が終了という、なんというか「永久欠番」みたいな風格だ。
まあ、番組開始当初から、市川紗椰のキャスターとしての力量になんやかんやとケチがつけられていたわけだが、そもそもこの番組はショーンKが仕切り、メーンとはいえ市川紗椰は、“突飛なコメントをする賑やかし”みたいな役割でスタートするはずだったという。それが、経歴詐称問題でショーンKが番組開始直前に降板。そりゃ賑やかしの人間にいきなり「仕切れ、そして世相を切れ」などと言っても、結果は目に見えているというもの。野球のルールも知らない小娘を、いきなりメジャーリーグに連れていき「活躍しろ」と言っているようなものである。ただ、負け戦だったのかもしれないが、それでも試合が成立していただけ、すごいことではないだろうか。