サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > 須藤凜々花結婚騒動の裏側と、アイドルビジネスの限界
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『人生を危険にさらせ!』(幻冬舎文庫)

 今年で9回目となったAKB48選抜総選挙。沖縄のビーチで開催される予定だった開票イベントは荒天のため中止となり、急遽地元の豊見城市立中央公民館を借りて、無観客で開票中継を行った。

 前日に中止が決定したということで、ファンたちが泊まるはずだったホテルは軒並みキャンセル。沖縄の街もいつもと変わらない様子だったという。梅雨の沖縄に総選挙を誘致したのは、沖縄ファミリーマート。なぜこんな時期に…という声もあがっている。現地で取材した週刊誌記者はこう話す。

「AKB48の総選挙がこの時期にあるのは毎年のことなので仕方ないとしても、雨でビーチが使えなくなった場合の代案を用意していなかったのは本当にお粗末。損害は沖縄ファミリーマートがかぶるので、AKBの運営は重く捉えていないようですが」

 そんな波乱の幕開けとなった今回の総選挙で、もっとも注目を浴びたのは、3連覇を果たした指原莉乃でも、卒業発表をした渡辺麻友でもなく、いきなり結婚宣言をした20位のNMB48・須藤凜々花だった。現場にいたAKB48関係者が、その瞬間の混乱を振り返る。

「基本的に関係者やマスコミはロビーで中継モニターを見ていたんですが、須藤が『結婚します』と宣言した瞬間、『聞いてないよ』『マジか』『中継止めなくて大丈夫か?』と、関係者たちが狼狽していました。少なくともその場にいたほとんどが、須藤が結婚宣言することを知らされていませんでした」

 堂々と恋愛禁止の掟を破り、ファンを裏切った須藤には批判が殺到。OGの大島優子はインスタグラムの動画配信で「FUCK」と書かれた帽子でメッセージを送ると、高橋みなみもトークアプリ『755』で「私がモヤモヤしてるのは運営。この事を知っていたとするなら、物凄いニュースになり話題になり、根本的な事を色々言われるのは目に見えていて、彼女自身も色々言われるでしょう」と運営批判とも取れる発言をした。

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