――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。
東京・渋谷「ワイルドワン」
今月は渋谷にあるセックストイ・ショップ「ワイルドワン」を紹介したい。サイゾーの社屋に近い道玄坂に位置し、想像し得る多種多様のセックストイが揃っている。店に訪れている客は、中高年の男性がメインかと思っていたが、店内では若い2人組の女の子がおしゃべりを楽しみながら商品を手に取っていたり、男女のカップルに至っては、はしゃぎながらバイブを購入していた。
俺は昔から新商品が気になるタイプで、ワイルドワンに限らず、そういったショップには月イチくらいのペースで足を運んでいる。これまでに、女の子をベッドに縛り付けるボンデージ・ストラップをはじめ、コスプレ用の衣装、バイブレーター、ジェルといったスタンダードなグッズから、女性の乳首を挟むニップル・クランプ、大陰唇と小陰唇を丸見えに吸引させるプッシー・ポンプなんかを購入している。ショップの品揃えに関しては、日本も海外もさほど差異はない。ただ、違いがあるとしたら、アメリカでは女性の“使用済みパンツ”は売られていないことと、日本のセックストイ商品は、パッケージにアニメが描かれているものが多いってことくらいかな。