――アイドルファンからの熱い期待を受け、あと少しでメジャーアイドルに昇格か? とも目されていた中堅どころのアイドルグループの解散・活動休止が相次いでいる。そのウラにはどのような事情があるのか、関係者の証言をもとに徹底分析!
[SCENE 6]解散ラストライブ・2017.3.30 運営もメンバーももうヘトヘト。これが、メンバー全員が揃う最後のライブ。ファンのみなさん、いままでどうもありがとう。
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姫乃たまちゃん(24)
知る人ぞ知る地下アイドル界の帝王が、独白付きで「アイドルの一生」を熱演。こちらの記事ではセミヌードを披露し、インタビューも掲載!
アイドルグループが、解散のときを迎えている。メジャーアイドルの話ではない。いわゆる地下アイドル……インディペンデントアイドル界隈での話だ。
もちろん、アイドル戦国時代ともいわれたアイドルブームが収束する中、メジャーアイドルでも引退、解散の話は多い。乃木坂46の橋本奈々未は2月に引退、小嶋陽菜は4月にAKB48を卒業、さらにハロー!プロジェクトでは℃-uteが6月に解散し、Berryz工房・カントリー・ガールズ所属の嗣永桃子も6月で引退する──。
しかし、問題はそこにはない。2016年末頃より、小規模ながらも将来を嘱望された中堅どころのアイドルグループが続々と解散、ないし事実上の活動停止に追い込まれ、多くのファンたちを悲嘆に暮れさせているのである。
その具体例は欄外の「解散アイドルグループ一覧」をご覧いただくとして、有名どころでいえば例えば、芸能事務所に所属しない完全自己プロデュースアイドルとして3000人規模のワンマンライブを成功させた「生ハムと焼うどん」。16年3月に赤坂BLITZ、10月にはTOKYO DOME CITY HALLでのライブを成功させノリに乗っていたにもかかわらず、17年4月での“断食”(活動休止)を突然宣言。さらにはその後、関係者を自称する人物がツイッターで金銭トラブルを匂わす内情を暴露するといったスキャンダラスな展開になっている。