――演劇を観て「面白かった」ではなく「もう1回観たい」と言わせたい──日本の演劇界を背負って立つ、若手最注目の美人演出家・劇作家の次なる野望とは。
(写真/永峰拓也)
演劇好きでなくとも今後また必ず彼女の名前を耳にすることになるだろう。若手最注目の劇作家であり演出家・女優、根本宗子。19歳で劇団月刊「根本宗子」を立ち上げ、以来年に2回の本公演を含む30本以上の新作をハイペースで発表してきた。映画・PVなどの脚本演出も精力的に手がける。
「とにかく人と違うことをやっていきたいんです。それをお客さんが楽しいと思ってくれればいい。演劇を観る人口を増やしたいっていうのが、モチベーションのかなりの部分を占めていて、演劇ってもっと面白いですよとなんらかの形で伝わればいいなと」