「ベッキー オフィシャルホームページ」より
27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された、ベッキーの手紙が話題である。今年1月、同誌にてバンド・ゲスの極み乙女のボーカルである川谷絵音との不倫愛をスッパ抜かれて以降、活動自粛を余儀なくされていたが、今回編集部に宛てられた手紙では川谷との関係が終わったことを強調し、川谷の妻への謝罪の気持ちも記されていた。
しかし、そもそも事の発端である「週刊文春」に対し、なぜこのような手紙を送ったのか? その舞台裏にはベッキーの復帰に向けた動きが見てとれるという。業界関係者の話。
「『金曜日のスマイルたちへ』(TBS)で5月に復帰する計画で動いていたそうです。ベッキーが抱えていたレギュラー番組の中でも、特に付き合いの長い同番組が彼女の復帰の舞台に相応しいと考えたのでしょう。
司会の中居正広もベッキーのことを気にかけているようですし、スタッフもいつ戻ってきてもかまわないと考えているようです。
もともとは『金曜日のスマたちへ』というタイトルでしたが、これは不倫をテーマにしたドラマ『金曜日の妻たちへ』(83年/TBS)のオマージュだった。しかし、2月に『スマ』の部分を『スマイル』に変更しました。リニューアルするわけでもないのに、番組名を変更するのは異例のことでしたが、ベッキーが戻ってきたときに不倫ドラマをパロディした番組名ではやりづらいのではないかという番組側の配慮だったのでは、とも言われています」
『金スマ』での復帰に先駆けて、「週刊文春」に手紙を送ることである種の禊を済ませておきたかったのではないかという。
だがしかし、記者会見では川谷との"友人関係"を強調し、決して交際の事実を認めなかったのに対し、この手紙では結局不倫を認めた格好になってしまったことへの矛盾や、一番の被害者である川谷の妻への配慮が欠けているのではないかという意見も飛び交い、さらなる批判を呼ぶ結果になってしまった。芸能事務所関係者もため息をつく。
「記者会見での対応といい、今回の手紙といい、タイミングも内容もまったく世間の空気が読めていない感じがしますね(苦笑)。まずは何より川谷の妻や、ファンに対して誠意を持った対応をしなくてはいけないのに、復帰したい気持ちが先走ってマスコミ向けのパフォーマンスに走っているように見える。
不倫してしまったことはともかく、ベッキーはタレントとしては逸材で彼女の代わりはなかなか現れないんだから、もっと慎重に復帰のプランを練るべきだと思いますね」
「文春」への手紙は失策だったか。果たしてベッキーの復帰はいつになるのか、今後もその動向が気になるところである。