(写真/新津保建秀)
「20歳になったら絶対飲もうと思っていたお酒があって……電気ブランなんですけど、浅草の神谷バーに行って飲みました」と目を輝かせるのは、今年でキャリア7年目を迎えた女優の小島藤子さん。電気ブランといえば、件のバーで供されるブランデーベースのカクテルですが、なぜそんな明治レトロなきついお酒を?
「愛読している森見登美彦さんの小説によく出てくるので、『どんな味なんだろう?』とずっと興味を持ってたんです。赤玉ポートワインもよく出てくるんですけど、電気ブランは名前からして全然味が想像できないので、飲んでみたかったんです」
初めての飲酒はいかがでした?
「ロックで飲んだんですけど、やっぱりアルコール度数30度はキツすぎましたね(笑)。本当は何かで割ったほうがいいんでしょうけど、神谷バーではロックで飲むのがルールみたいなのでそれにならいました。やっぱりまだビールとか日本酒よりも、梅酒とかすだち酎とかのほうが飲みやすいかも」