読売巨人軍監督・原辰徳の悩みの種は尽きない。
「リーダー原辰徳84の言葉」(東邦出版)。
周知のように"巨人愛"を注いできた球団は、首領・ナベツネと清武前球団代表との内紛が泥沼化。さらに今年は、甥っ子に当たる東海大学の菅野智之投手がドラフトの目玉選手として注目を集めたが、指名権を獲得したのは北海道日本ハムファイターズ。原監督同様に"巨人愛"を公言してきた菅野投手であるが、このままいけば江川卓や元木大介と同様に浪人生活を選択することになりそうだ。
目下、原監督が頭を悩ませているのは、巨人の内紛でも、甥っ子・菅野の進路でもないようだ。
「"不肖の息子"の行状ですよ。原の長男は2010年12月に高級ワインを輸入する会社を立ち上げたことが報じられましたが、とにかくデキが悪い。立ち上げた事業にしても、取り巻きに利用されているだけともっぱらです」(スポーツ紙デスク)
残念ながら長男には野球の才能はなかったようで早々に見切りをつけており、現在は明子夫人の母校でもある慶應義塾大学に通う大学3年生。幼稚舎からそのまま進学したようだが……。