――韓流3人組ユニット「JYJ」のチャリティーコンサートをめぐり、JYJ側とエイベックスが法廷闘争に突入している。さらにこのトラブルには右翼団体までが登場しており、それぞれの思惑が入り乱れた泥仕合になっているという。
両国国技館のスケジュールでは、JYJのライブが行われた6月7日は空白だったが、結局開催にこぎつけた。
「ゴールデンウィーク前には、エイベックス役員である千葉龍平の自宅周辺に街宣車が現れて抗議活動を繰り広げました」(社会部記者)
この騒動、そもそもはK-POPアイドルの東方神起分裂騒動に端を発するが、まずは経緯を振り返ってみよう。
東方神起は韓国の大手芸能事務所SMエンタテインメントに所属しており、日本ではマネジメント権をエイベックスに委託していた。ところが09年、メンバーのジュンス、ユチョン、ジェジュンの3人がSMエンタテインメントに対し専属契約の効力無効の訴訟を起こしてグループは分裂。エイベックスは3人が結成した新グループJYJとも新たに契約を結んだが、彼らの新事務所「C-JeS」のオーナーに、 韓国マフィアとの交際や、前科もあったことが発覚。エイベックスはコンプライアンス上の問題から、10年9月にJYJのマネジメント休止を発表した。