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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第11回──【DRAMA編】

AKB48ファンでなければ見る価値なし!? 『桜からの手紙〜AKB48 それぞれの卒業物語〜』

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■AKB総出演の学園ショートドラマ

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『桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~』
脚本/旺李志ずか 演出/久保田充、長沼誠ほか
出演/上川隆也、前田敦子、篠田麻里子、柏木由紀ほかAKB48メンバー
日本テレビにて2月26日より9夜連続放送
ガンで余命3カ月の「桜高校」3年C組のB総出演の学園ショート。担任・前田(上川)は、辞職の日、生徒一人ひとりに手紙を渡す。それは、各々の壁にぶつかる彼女たちへの言葉だった。AKBのメンバーが本人と同名の役で登場する、深夜のショートドラマ。


【批評家・宇野評】
★★★★☆☆☆☆☆☆
『マジすか学園2』には期待
AKB48総出演のドラマと言えば『マジすか』だが、秋元自身による良質な「AKB48という物語の二次創作」だった同作に比して、本作の「二次創作力」はあまりに貧しい。配役とエピソードの配置がとにかく安直(ビッチ気取りで実はオクテな板野、とか)で、もうふたひねりほど必要だろう。現在のAKB48のキャラ配置を理解するための入門ビデオとしては悪くないが。フィクションならではの快楽が欲しい人は『マジすか2』に期待すべきか。

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