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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第43回

会社人間とアメリカが夢見る再建への道

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雪に隠れた岩山のように、正面からは見えてこない。でも、映画のスクリーンを通してズイズイッと見えてくる。超大国の真の姿をお届け。

『カンパニー・メン』

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ボストンの船舶会社に勤めていたボビー(アフレック)は、公私共に充実した日々を送っていた。しかし、08年の金融崩壊の余波を受けて行われた会社の人員削減により、彼はリストラの憂き目にあってしまう。同時にこのレイオフによって職を失った50代のウィル(クリス)や元重役のジェン(トミー・リー)、それぞれが再起をかける姿を描いている。
監督/ジョン・ウェルズ 出演/ベン・アフレック、クリス・クーパー、トミー・リー・ジョーンズほか 日本での公開は未定


「このCompany man(会社人間)め!」

 映画『摩天楼を夢みて』(92年)で、アル・パチーノ演じる不動産のセールスマンが、官僚的な支店長(ケヴィン・スペイシー)をそう言ってなじる。「会社人間」という罵倒はアメリカにもあるんだなあ。

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