世界に冠たるフーゾク大国日本で歴史ある「裏風俗」が壊滅寸前の危機!?

──「裏風俗」とはつまり、日本国内では禁止されているはずの「本番行為」が可能な店のこと。援デリ、本ヘル、そして壊滅寸前ともされるちょんの間などなど、違法ながらも実は日本各地で普通に営業しているこれらの風俗店、その実態はどのようなものなのか？

風俗ライター・松本雷太氏が提供してくれた、本番デリヘル嬢の隠し撮り画像。男性誌の現場は、常にキケンと隣り合わせなのである。

　最近は、フーゾク、すなわち性風俗店通いをお笑い芸人がネタにすることも多くなった。その代表格であるファッションヘルス（以下、ヘルス）やピンクサロン（以下、ピンサロ）は、風俗営業適正化法（風営法）によって、営業内容や営業区域が厳しく規定されている。

　それら正規の"登録済み"性風俗店（日本の法令上、性風俗店は「許可制」ではなく警察への「登録制」）は、風営法の規定を守って営業していることになっているが、法令に従わず、こっそりと、 あるいは堂々と違法行為を行っている風俗がある。それが「裏風俗」と呼ばれる一部の風俗店である。