──週刊誌が切り開いたジャニーズタブーへの道筋だが、現在では比較的自由にジャニーズゴシップが報じられている(ように見える)。そんなスポーツ紙や週刊誌が報じた最近の醜聞を振り返るとともに、その顛末を芸能記者が語る──。
[座談会参加者]
A……週刊誌芸能記者
B……女性週刊誌芸能デスク
C……スポーツ紙芸能記者
最近のジャニーズはスキャンダルに事欠きません。
A 現在のジャニーズでスキャンダルメーカーといえば、まずはKAT-TUNを脱退した赤西仁。グループ脱退→ソロ活動という前代未聞のワガママを容認したジャニー喜多川社長の寵愛ぶりには驚かされたけど、脱退騒動の余波は想像以上に深刻なようだ。
B 赤西のワガママには亀梨和也や田中聖が激怒しているから、関係は修復不可能。復帰の可能性もほぼゼロ。人気ナンバーワンだった赤西が抜けたKAT-TUNもファン離れが加速している。メンバーの結束は固くなったものの、ツアーの動員も苦労していたし、次の展開が厳しくなっている。
C 一方の赤西は映画『BANDAGE』で組んだ小林武史や岩井俊二にノセられてすっかりアーティスト気分だけど、ロス公演では自慢の英語がほとんど通じず客も日本人ばかり。「フラッシュ」(光文社)が『パイレーツ・オブ・カリビアン4』に出演か、なんて書いていたけど、ハリウッドは日本みたいに甘くはない。