「日本サッカー協会」公式HPより。
南アフリカW杯の熱狂から2カ月──。岡チャンこと、岡田武史氏が退任した後のサッカー日本代表の新監督が"ようやく"決まった。就任したのは、57歳のイタリア人、アルベルト・ザッケローニ氏。これまでイタリアサッカー1部リーグのセリエAなどで約25年監督を務めてきた人物である。
「ザック」の愛称で知られるザッケローニの経歴は、歴代の日本代表監督の中でも突出したキャリアを持っているが、実際はどれほどの人物なのだろうか? すでに、スポーツ紙やスポーツニュースでも報じられている通り、イタリアの三大クラブ、ACミラン、インテル、ユベントスのすべてで指揮を執った経験があり、日本メディアでは、イタリア人には珍しく攻撃的なサッカーを志向すると、その戦術を高く評価する向きが多いが……。