BLで描かれる"裏社会"を、ホンモノはどう読むのか!? 伝説の暴走族・ブラックエンペラー創始者を父に持ち、自らもかつて極道組織に属していた筋金入りのアウトロー・瓜田純士氏に、腐女子人気の高い3作を読んでもらった。
──今回はマンガと小説、計3作品を読んでいただきましたが、まずは、マンガ『ファインダーの標的』 から。これは腐女子人気が高いんですが……。
瓜田 BLマンガはこれが初体験だったんですけど、マジで読んだ後に熱出しました(笑)。これはきっと女性の理想像が描かれてるんだと思いますが、現実ではありえないです。だって、ローションもナシでフィルムをケツ穴に突っ込んじゃうんですよ!? 血出ますって! こういうキレイな男同士が過激なセックスしてたらいいなぁと思うのかもしれないですけど、これが本当に女性の理想なら、今まで男を張って生きてきた自分が悲しくなります……。
──哀しいかな、こういう美麗な攻めと受けのセックスが、腐女子は大好物なんです……。では、"ヤクザ×医者"のマンガ『兎オトコ虎オトコ』は?