アニメ規制
年々厳しくなるアニメの性表現規制に対し、インターネット上では、そのモトネタ探しサイトや規制前と規制後の比較サイトが多数乱立されている。
パンチラ回数が異常に多いとして人気だった『ロザリオとバンパイア』も、2期目放送時にはこうもりやクマのプリントで隠された。
児童ポルノ法による規制の動きが強まるなか、テレビアニメでも表現の規制が厳しくなってきている。
視聴者やスポンサーのみならず、時には圧力団体までもが、教育上の理由やフェミニズムの観点から、直接に、あるいは放送倫理・番組向上機構(BPO)を通じ、隙あらばアニメにクレームをつけかねない。そんな逆風を受け、アニメ制作の現場では、彼らにツッコミを入れさせないことが、制作の前提になっている。メーカーや制作会社が自分たちの思い描いた表現だけで、作品をつくることは難しく、少しでも問題になりそうな表現があれば、事前の修正を余儀なくされている。
性に関していえば、水着などではない下着のパンチラ、あるいは乳首の露出が、過激な表現とみなされるようで、そうした場面は年々地上波のテレビアニメから減ってきている。